リレンザというインフルエンザに対する薬を知っていますか?こちらは吸入タイプの薬となっており、迅速に上気道に到達するので即効性があります。使い方1つで効果の出方が変わるので、正しい服用法や詳しい効果についてを解説したいと思います。

Aソ連型インフルエンザに有効なリレンザは何歳から

インフルエンザの治療には、吸引による服用のリレンザやイナビル、経口服用のタミフル、静脈点滴によるラピアクタなどのノイラミニダーゼ阻害薬と使用制限付きのRANポリメラーゼ阻害薬アビガンなどがあります。
リレンザは、ザナビル水和物を主成分とする白い粉末状の抗インフルエンザ剤であり、A型とB型に有効とされタミフル耐性のAソ連型亜種にも効果があるとされています。
その為、国や地方自治体では、新型ウイルスによるパンデミックに備えて、人口の45%を目標としてタミフルとともに備蓄が推進されています。
Aソ連型は、1977年より1978年までソ連の局所で流行したA型のH1N1亜型ウイルスであり、2009年にパンデミックを引き起こした豚インフルエンザも同じH1N1亜型ウイルスです。
しかし、進化の壁に直面していたAソ連型は、豚インフルエンザH1N1亜型pdm09ウイルスの流行以降の流行が無く、H1N1亜型pdm09ウイルスにとって変わったと考えられています。
その為、H1N1亜型pdm09ウイルスが進化の壁に直面した時に同様のパンデミックが発生するのではないかと、H5N1やステルスウイルスH7N9とともに警戒されています。
抗インフルエンザ薬は、用法用量が医薬品ごとに異なる為に何歳から服用出来るかが分かり難いケースがあります。
タミフルは、体重37.5kg以上小児を成人と同様とし、体重37.5kg以下の小児に対しては体重1kgあたり1mgの服用制限を設けてありますが、リレンザは成人及び5歳以上の小児に対して、ザナミビル水和物10mgに相当する5mgブリスターを2つを1日2回の5日間継続します。
また、予防として使用する場合には、2ブリスター10mgを1日1回10日間継続服用します。
リレンザは、経口服用薬のタミフルに比べて吸引タイプの治療薬なので、薬剤が気道粘膜に直接届き即効性があります。